大型ビジョン設置の工程をQ&A形式でご説明いたします。
事前に屋外広告物条例等を確認することが必要です。公共施設等(学校・医療施設等)の近隣では行政許可が下りない場合があります。都市の景観を害する、地域の特性にそぐわないなどの理由も同様です。また地域によって映像内容の規制、放映時間の制限、音量制限、表示面cd値の制限が入る場合があります。
もちろんより多くの人から見ることが出来る場所を選択します。新築の建造物の場合は設計段階で表示機を組み込めますが、既存の建築物に設置する場合は、建築物の内部構造、(壁面に付ける場合)表示機の出幅が所有敷地内に収まるかどうか、背面メンテナンスを想定している場合は、メンテナンススペースの確保が可能か、ビル内部への防音対策は必要か、などに注意します。また表示装置は重量がありますので、建物取り付け側の強度もあわせて検討する必要があります。詳細はメーカーから総重量を提出し建築業者や設計事務所と打ち合わせを行います。
運営は、お客様側で自主運営するのか、外部運営会社に委託するのか。サーバ型の場合は、サーバ蓄積型か、ストリーミング放送か。また遠隔地からインターネットを介して放映する場合は回線(ADSL/FTTH)が使用に耐えうるかどうか、セキュリティ(VPNの構築など)をどうするかなど、運営上の課題を一つ一つ解決していきます。
同時に放映コンテンツの打ち合わせ・番組編成表の作成を行います。
広告物が地上4mを越える場合は、工作物申請が必要となります。また、道路に突き出ている場合は、道路使用・道路占用の許可が必要となります。
まず所轄警察署に道路使用許可を申請し、数日後に作業許可日時が指定されます。
LED表示機は、その場所に応じた製品作りになりますので、製品発注をしてから約3ヶ月から4ヶ月間ぐらいの期間が必要となります
表示発光面には耐久性のある高寿命高輝度のLEDランプを使用していますが、より良い状態で使用するためにも定期的なメンテナンスなどにも配慮する必要があります。